Phineas P. Gage
事故前
穏健
エネルギッシュな性格
精力的で粘り強く敏腕
事故
運動野や言語野は無事
事故後
多くの知的能力は正常
(左の視力を除く)感覚
手足や舌のしびれもない
運動
歩行、手の使用
言語、会話
注意
記憶
将来の行動をあれこれ考えはするが、段取りをとるとすぐやめてしまう
どうしようもなく頑固になったかと思うと、移り気で、優柔不断
自分の頭を貫いた鉄棒をいつも携えていた
自閉症の患者や、脳に傷を負った患者でみられる
新しい人格によって会社は解雇せざるを得なかった
発作が連続的に起きて癇癪重積状態となって死に至った?
1861/5/21 享年38歳
本質的な問題は何なのか?yosider.icon
価値判断の異常により、自制や客観視ができたとしても、そうする動機づけがない? 善悪がわからないのか?
善悪はわかるが、善く生きようという動機がないのか?
彼は自分の異常さを自覚していたのか?
前頭葉の損傷がどのようにして人格を変えるのか?